
こういうとこに行くとちょっときどって若い頃にアシスタントでお世話になった頃を思い出して撮ってしまう。早朝から遅くまで大判レンズが47mm〜500mmまで全てそろったハンパじゃない重さのケースとシートフィルムホルダがぎっちり詰まったアルミケース、そしてレフ板、メモ用ノート他あれこれ一式をガッチャガッチャと両肩にかけて後を追ってたあの頃を思い出して・・・またやりたくは無いなー(笑)って思ったり。。うは。でも思い出したら楽しい。懐かしい。
竣工間近なビルの中で、何も機能していない建物の中で一日を過ごしたり。
よく失敗して怒られたけど同じアシスタントの先輩に迷惑かけてしまうほうが辛かった。
そういえばあの頃はまったく欲しくもなかった舶来カメラ(古いね、言い方が)を気がついたら好んで使っている。ジジイになってきたのかもしれないけどそれでシャッター押す度に幸せになれるんならそれでいい。次の世代にはもうフィルムなんか「何それ?」って時代になるだろうし、そんときにあー使ってみたかったなーって車買うよりも安い(でもそれぞれけっこう買うのに勇気がいる金額だけど)んだから使っておかないと、手にしておかないと、ちょと間際でよぎるのもシャクにさわるし(そこまで考えてないが、後で自分を正当化するのにあーだこーだと思う、これもやっちゃったあとのよくあることである)。
AFでビシ!っときまってくれればそれが最高だしMFの方がええんじゃー、なんてケースバイケースだからどうでもいいんだけど、このカメラは目測式なのでピンを自分で計って(メジャーでもいいし頭ん中で計って)撮影する。EOSと比べるととんでもないバカみたいなカメラだ。同じく目測式を手持ちで探してみると、ローライ35やZEISSのTAXONAとかがあって、それぞれそれで撮る時は露出も距離もそれなりにカンで撮っててそれでいてキレイに撮れてて、いったい分割測光やAFとはなんじゃらホイ?って静かに「ん?」と考えればそー思ってしまう。
結局フィルム(CCDやCMOS)にどれくらいの光をレンズ通してあてるか、っていうただそんだけなのね。写真って。ここんとこたまりまくったブローニーモノクロームを怒涛のごとく現像していると、乾燥させるのに天井からブラ〜んて吊るときに濃い薄いのさまざまなカットをダラララ〜っと眺めるんだけど、自動露出装置なんかついてないカメラばかりだから全部自分で決めてるから、それがストレートに出ててすごく面白い。フィルムの写りっていうのに久しぶりにどっぷり浸かってしまい、あらためてデジタルとの差というのを感じて・・・またフィルムを発注。差というのは高画質うんぬんじゃなくて、質の違い。
やっぱフィルムは最高。でもデジも最高やしどっちもいい。どっちか、なんて全く言えない。
でも、これから死に絶えていく(であろう)フィルムと、これからもっと進化していく(進化しろ、もっともっとすごく!)デジとであれば同じエネルギーを使って撮るんであればフィルムを選択する。仕事以外ね(仕事はデジじゃなかったらやってられない、コストの面がかなりある)。
- 2008/04/02(水) 11:22:34|
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去年の暮れに修理に出していたツァイスのイコンタが戻ってきた。
久しぶりの対面にしばし双方とも「会いたかったよぉ〜・・・」と、そうもいってられない、忙しいのだ。
修理屋からは「長らくお待たせしましたがダメよ、修理不能」とのことで返金・返品と相成った。おーい・・・、治らないの???
早速試写してみる。

相変わらずスーパーなデブリングなギンちゃんがモデル。
ごろん、ごろん、とヘヴィな音が鳴りそうな、そんな砂ずり。
写りはテッサーらしくとてもいい。

隣人の塀の上でカラスを発見、のギンちゃん。後姿も非常にまるい。

表情がちょっとつまんなさそーなギンちゃんである。最近近くに引っ越してきた野良に追い掛け回されてたよ、と隣人。ほんとうにガタイだけでかくてへっぽこな猫だ。全戦全敗まっしぐら。
まあ、、、このまま使うしかないか。。。いや、最短も長いしいっそ出品してみるのも・・・
それがレンズが気に入っているのでなかなかヤフオク直行便にもできなかったりする。
うぅ〜・・・。悩むが作業にとりかかると、そういうことも一瞬で忘れてしまう。
- 2008/04/01(火) 02:22:23|
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もう今更フィルムカメラなんてこれ以上買うのはバカに違いない。うん。
とずいぶん前から思っていたのですが、年季の入った衝動はとうとう抑えきれなくなり
審査が通れば幸せになっちゃおう、フィルムがまだ普通の値段で買えるうちに・・・
ということで密かに機材大整理(簡単に言えば売り払うこと)がはじまりました。
こういうのは周期的にやってくるんですが(身に覚えのある人も多いことでしょう)
無計画でどないしょ〜〜〜(><)!という気持ちと同時に、すごく幸せに満ち溢れた
すれ違う他人にすら優しくできるようなそんな大きな心になったりもできる
そういう素晴らしい副作用もあったりして、ジャーマン魂の懐の広さに恐れ入ります。

うはは、もっと極彩色を求めてフォルティアまで大人買いしてしもーたわぁー。うしし。
いっぱんぴーぽーにはまたさっぱりわっけわからん久々の更新でした。
アホなってるときはだいたいこーですね。はい。
- 2008/03/29(土) 03:00:09|
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ローライフレックスのF型はプラナー又はクセノタールを装備するほぼ完成された最終型だけど、お散歩カメラ、癒しカメラとしていまだに憧れる人もずいぶんと長い愛好家も多いが私が感じる限りハッセルブラッドと比べると仕事には適さない、きっちし撮るときにはやっぱりハッセルだね、とか言われてるような気がする。気がするだけだから全く主観なんだけど、どちらも愛用する私からしてもローライで撮る時とハッセルで撮る時の気持ちというか心構えみたいなものは違う。
その風貌からして古臭く可愛らしいローライフレックスでちょっとキッチリ撮ってみたのがコレ。
さすがに広角じゃないので端の端までテクテク歩いていって限界の立ち位置。もう少し絞り込みたかったが生憎お気楽お散歩モードだったので三脚は無く、手持ちF5.6で1/8、私の限界の数値だった。
しかし解像もハッセルの数ある名レンズに負けずがんばっていて、ルーペで覗いても、縦横それぞれ10000ピクセル近い保存用マスタースキャン画像を等倍で見ても実に良い写り。向かいの観客席の少し下の電光掲示板にある「何対何」という数字が容易に確認できるし、観客の表情もわかる。いつもは最短〜2m付近をよーく使うのだが、こういう撮影にもローライフレックスは全く感服するほどこともなげに結果を残してくれる。自画自賛、自機自賛だがまた惚れ惚れしてしまう。
- 2008/02/21(木) 12:29:10|
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ライカに装着できる35mmといえばズミクロンが先ず筆頭にあがるだろう。
50mmと35mmは必ずといっていいほどライカを手にした者がほぼ同時に手に入れる、かどーかは人それぞれだろけど、主要焦点距離のレンズにはズミルクスなどの更に明るいレンズがあるにもかかわらずズミクロンの方が有名でありチョイスする人も多い。ここらへんが一眼レフのレンズ選びとはまるで違う点である。
写りはご覧の通りこってりとした赤が濃厚にきっちりと出るから気持ちがいい。これが先ず最大の特徴。白も濁りがなく澄み切っている。落とすべきシャドウは重厚で・・・
と書いてたらなんで手放したんだろ?(笑)って今になると思います。
まあでもそれに変わる更に素晴らしいレンズにめぐり合ったと。
ずっと長い付き合いかもしれないし数年くらいの付き合いかもしれない。
レンズへの想いって恋愛になんか似てたりします。

- 2008/02/20(水) 12:07:41|
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